● 主任司祭
                                                                       
イスマエル・ゴンザレス神父


 

 2017年クリスマスおめでとうございま

す。2018年新年おめでとうございます。


 ある日曜日、中村さん一家は、ごミサ

を終えて家に帰っていました。    


 その日の福音は、ルカによる福音書 

(15:11-32)放蕩息子のたとえ話でした。

ここでの主役は二人の息子を抱えた父親

です。兄は何年も父親に仕えています。

弟は財産をお金に換えて遠い国に旅立ち

放蕩の限りを尽くしていました。しかし、

父親は家を出た下の息子を信頼し、毎日

帰還を待ち続けていたのです。    

説教で神父様は、「この父親の姿は神のみこころを表わしています。」と、仰いました。     


 中村家の息子がお父さんに尋ねました。「神様は、大きいですか?小さいですか?」丁度その時、

澄み渡った青空に飛行機が飛んでいました。お父さんは息子に「あの飛行機は、大きいですか?小さ

いですか?」息子は、「お父さん、あの飛行機はとても小さいよ。」と、答えました。


 次の日、お父さんは息子を連れて飛行場に行きました。お父さんは息子に聞きました。「飛行機は

大きいですか?小さいですか?」息子は「お父さん、飛行機はとっても大きいよ。」と答えました。

「そうだね。今この飛行機は大きいね。神様も、あなたが遠いところに離れていたら小さいのですよ。

また、あなたがいつも神様の傍でいるなら、とっても大きいのですよ。」と、お父さんは息子に話し

ました。このようにお父さんは、ある物を見る時はその距離によって大きく見えたり小さく見えたり

することを息子に教えました。


 神様の大きさも私たち人間のその時の立ち位置や状態によって大きかったり小さかったりするので

す。

 そして、私たちが神様から離れてしまった時には、私たちが戻るのをいつも待って下さっています。

何が起ころうとも、いつも両腕を開いて受け入れて下さるのです。


 神様は、私たちとずっと一緒にいたいのです。そのために人間の姿になって私たちのところに来ら

れます。小さくて弱く、泣いている幼子を、羊飼い・博士たち・天使たちは皆、彼を拝みました。幼

子の姿で、神は私たちに近付いておられます。このクリスマスの季節、神様は特別な方法で私たちに

近付いておられるのです。しかし、私たちから神様に近付くこともできるのです。それは、祈る時・

聖書を読む時・ご聖体を頂く時・ゆるしの秘跡を受ける時などです。また、困っている人に食べ物や

飲み物を提供したり、はだかの人に着物を着せてあげたり、病人や孤独な人のところに訪問すること

等々。この人たちによって、神様は私たちに近付いておられるのです。

 アッシジの聖フランシスコやマザー・テレサはそのように世界を見ました。


 あなたにとって、神はどのようなサイズですか?







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